こんにちは。フロント/マネージャーの鈴木です。 前回、我が家のリュウのアトーピ治療について書きましたが、今日はその続きです。2年程前、リュウは持って生まれたアトピー性皮膚炎の症状緩和するために、減感作療法をはじめました。治療のための注射は1回2本、1本0.2ccから始めて最大1本1ccまで、段階ごとに量を増やして行きます。しかし、はじめは週に2回ペースで打たなければならないため,最初の1回は、病院で獣医さんに注射してもらい、それから先は自宅で自分で注射をしなければなりません。もちろん注射などをするのは初めてです。人間のインシュリン注射用の注射器を使った皮下注射ですから、それほど難しくはないのですが、やはり痛がって暴れます。叱りつけつつ、押さえ込んでやるのですが、なにもわからないリュウは虐待を受けているように思ったことでしょう。それでも、毎回ご褒美のお菓子を用意してそれを見せながら注射し、終わったあと死ぬ程ほめてやると、なにか大事な訓練であるかのように察してくれたのか、嫌われずにはすみました。 はじめてから2年あまり、私がリュウに注射した本数は50本ほどにもなります。我ながら頑張ったと思います。でもリュウはそれ以上につらい思いをした事でしょう。 でもその甲斐あってか、今ではずいぶんと症状が緩和されました。かわいそうなまだらはげもきれいになおりました。 犬は無垢な生き物です。あと何年一緒にいられるかはわかりませんが、家族としてできるだけ健やかな日々を送らせてあげたいと思っています。
|
|