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全身の健康と歯の健康

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一般歯科

全身の健康と歯の健康の関連性

お口の中の状態と全身の状態とは密接な関係があります。口の病気を単なる口に限局するだけの病気だと侮ってはいけません。口の健康は、全身の健康の入口なのです。口の健康の悪化によって、全身のエイジング(老化)にも影響を与えます。例えば高血圧などで服用しているお薬には歯肉を悪くするものがありますし、糖尿病は歯周病を悪化させる因子として良く知られています。

そして、歯周病が悪化し、歯周病菌が増殖すると歯肉から血液中に入り、様々な全身的な弊害をおよぼすことがわかってきました。

心疾患のリスクが3倍に

歯周病患者は心臓発作がおこる確立が、そうでない人に比べ2.8倍も高いといわれています。これは歯周病の原因菌が歯ぐきの毛細血管から心臓や脳へと運ばれるからです。また、心臓の冠状動脈狭窄部位にあるプラークの2割が歯周病菌であり、重度の歯周病ほどプラークが動脈にたまっていることも分かりました。歯周病治療することによりリスクが減ることも明らかになっています。

誤嚥性肺炎のリスクも2倍

高齢者の死因の上位に肺炎があります。誤嚥性肺炎は、口腔環境が著しく悪化すると口腔内の常在菌が増殖し、口は気管支や肺とつながっているので、これが誤って気管支に入ることで起こるものです。日常の歯磨きや入れ歯の清掃・お手入れなどを行っていない場合や不十分な場合、口の中で細菌が繁殖を続けています。口の中をきれいにすることで細菌を減らし、誤嚥性肺炎のリスクを大幅に低減させることができます。

糖尿病(血糖値上昇)

歯周病と糖尿病の深い関連性もよく知られるようになりました。歯周病原菌に感染することによって過剰に産生されたサイトカインが、インシュリンを産生するβ細胞に影響を与えて、高血糖状態にしてしまうためです。しかし、歯周病を治療することによって血糖値が低下するということがわかってきました。

低体重時出産・早産のリスクが7倍

母親が進行した歯周病にかかっている場合、早産や低体重児(2500g未満)を出産する率が7倍以上といわれています。

肥満・メタボリックにも

メタボリックシンドロームと口腔状態とは関係が深いです。歯周病が動脈硬化を助長するという報告があり、歯周病と糖尿病の深い関連性もよく知られるようになりました。また、食欲は視床下部の摂食中枢と満腹中枢により調節され、神経伝達物質が関与しています。その中でも神経性ヒスタミンと咀嚼の関係が知られており、ヒスタミンは受容体を介して満腹中枢に食事停止の情報を伝達し、摂食行動を抑制します。食事の際に咀嚼しなければヒスタミンは増加しないことが分かっています。すなわち、食事の際によく噛むことは、脳内ヒスタミン量が増加し適度な量で摂食行動が中止され、肥満防止につながると考えられます。反対に、HDLコレステロール値が60mg/dL未満の者に、歯周病がより多く罹患することや、ウエストヒップ値の高いグループでBMIが高いほど歯周病のリスクが高いという報告もあり、肥満は、歯周病になんらかの形で影響を与えていると考えられます。

認知症

噛むという行為は、脳への刺激として重要です。歯が抜けたり入れ歯をいれたりすると、極端に噛む力が弱くなります。これにより脳への刺激が激減し、認知症などをさらに助長することも報告されています。唾液を十分に分泌させることも大切です。唾液には上皮成長因子EGFや神経成長因子NGFなど脳の若さを保つ物質が多量に含まれていることが報告されています。つまり、よく噛んでたくさん唾液を出すことは、脳を活性化させるきっかけになるのです。

上記のほかにも、歯周病とガンの関連性や、かみあわせとしわ・たるみの関係、唾液量と酸化ストレスとの関係なども数多く報告されています。

口は災いのもと
お口の健康はきとんと管理していきましょう!!!

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