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歯周ポケット内を可視化。
今まで見ることのできなかったポケット内の歯石の除去ができます。外科手術(歯肉を切る処置)の必要性を最小限にして体への負担を少なくした歯周治療が可能です。
特殊なファイバーを歯周ポケット内に挿入し、ポケット内を可視化。
ポケット内部の歯石を直接見ながら除去が可能となりました。
歯周病の原因は、細菌です。
その細菌たちの住処をプラークといいます。歯の周りのドロドロした汚れですね。お風呂のぬめりと同じ、いわゆる”バイオフィルム”です。
このぬめりと、唾液中のミネラル成分が結合してつくられるものが”歯石”です。
盲目下での除石は
思っているよりも難しい。
歯石は厄介なことに、一度付着してしまったら歯磨きでとることはできません。また、歯石の表面はデコボコしており細菌の格好の住処となります。付着した細菌がさらに悪さをするわけです。したがって、歯石は除去する必要性があります。
除石は単純な治療ではありますが、盲目下でありますと、非常に難しい処置となります。浅い部分に歯石がついているのであれば、目視できるのですが、複雑な根面形態のうえ深いところに付着した歯石を除去することは容易ではありません。
ここにあるデータ(略式図)があります。
アメリカの歯周病専門医が盲目下で除石し、全体量から何%除去できたか集計したものです。
下記にある通り、盲目下での除石では、ポケットが深くなればなるほど、除石率は落ちます。
熟練した術者であっても6mm以上のポケットでは37%が限界なのです。
歯石は少しでも取り残しがあれば、組織の理想的な治癒は見込めません。
したがって、完全に除石するために歯周外科という歯肉を切開し完全に剥離して歯石を可視化し、除石するという方法がここ数十年主流となっていました。
右記にある通り、盲目下での除石では、ポケットが深くなればなるほど、除石率は落ちます。
熟練した術者であっても6mm以上のポケットでは37%が限界なのです。
歯石は少しでも取り残しがあれば、組織の理想的な治癒は見込めません。
したがって、完全に除石するために歯周外科という歯肉を切開し完全に剥離して歯石を可視化し、除石するという方法がここ数十年主流となっていました。
習熟者であっても37%が限界
医科の世界は数十年も前から内視鏡という、開胸、開腹しなくとも中をみる術がありました。歯科の世界でもようやく、歯肉を開かなくとも歯周治療ができる時代が来たのです。事実として、世界の潮流は歯肉を開く治療から、開かない治療へと移行しています。
その理由は開かない方が、患部に血餅が溜まりやすくなるため治癒力が向上し、患者負担も格段に少なくなるからです。まさにペリオスコーピーは画期的な治療法と言えるでしょう。
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